気休めの音楽を流す

ふたりに夢を見つついまさらどんどん沼に沈む

「薔薇と太陽」をきっかけに脱皮したKinKi Kidsの“自然さ”

!ライブのネタバレ含みます!

 (※タイトルが長すぎたので変えました)

 

「We are KinKi Kids Live Tour 2016 TSUYOSHI & KOICHI」の宮城公演初日に参加してきました!素敵だった!楽しかった~!!!!

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KinKiさんのコンサートは、昨年末の2015-2016のコンサートに行ってから、2回目の参戦。

それにしても、我ながら良いタイミングでキンキにハマったな!と思う(……なぜそれまで気づかなかったの自分、という後悔は今回は置いておく)。

2015-2016のコンサートのコンセプトは、「KinKi Kidsはふたり」。

今回のWe are KinKi Kidsのコンセプトは、「剛と光一でKinKi Kids」。

確実に進化してる...。しかも、より核心に迫っていってる。

 

今回のツアータイトルは、ジャニーさんの「Youたちは、光一と剛でKinKi Kidsなんだから」という言から決まったそうで、コンセプトにあわせてそれぞれのソロコーナーも復活した。

ソロコーナーの復活。これは”KinKi Kids 20周年Year突入第一弾シングル”である「薔薇と太陽」の”演出”——光一さんはダンス、剛さんはギターという構成を見ると、ごく自然な流れのようにも思える。

 

「薔薇と太陽」の演出、N album、今回のツアー演出を経て、その先の未来―—11月2日発売予定の「道は手ずから夢の花」まで、なんとなくKinKi Kidsというグループが歩んでいる道が、光り輝いているように見える。

 

もう十何年も前、KinKiの2人がソロ活動を始めたときやソロ活動中にいろんな壁を乗り越えたこと、そんな時代を新規ファンの私は知らない。なんとなく、そういう時代もあったんだろうなあと想像するだけだ。

けど、来年に20周年を控えるこの年に、なんだかソロ活動のこともKinKiのことも、二人の中で一つの地平に辿り着いたような、スッキリさっぱりした印象をKinKi Kidsに抱いてる。

私がKinKiファンになりたての2015年の春頃は、あんまり詳しく知らなかったこともあって部分的には靄がかかっているようなイメージだったけど、現在行われているツアーでは、光一さんも剛さんもさらに多くのファンも含めて、その快晴のようなさっぱり感が、どんどん高揚へと向かっていっているような気がする。

 

きっかけとなったのは、やはり7月発売のシングル「薔薇と太陽」の”演出”なんだろう。

剛さんの痛めている膝の不調を考慮して、急遽、剛さんが歌いながらギターを弾き、光一さんが歌いながら踊るという演出に決まった。

この斬新な構成が、結果的に各方面に大きなインパクトを与えることになった。まあ、普通のグループはこんなことやらないもんね。

というか、ダンスと演奏、両方の世界観がきちんと確立されてないと、ガチな演出として成立しないよね……でも、KinKi Kidsにはそれができた。二人とも、ソロ活動でも長年ストイックに技量を積み上げてきたから。それをKinKiの場でも披露するだけだった。(剛さんは癖のあるバンドのフロントとしてのカリスマ性、光一さんは座長としてトップのダンスを務めるスター性。)

薔薇と太陽以前も、コンサートで各自がダンスとギターに分かれる演出を行っていたので、こうしたパフォーマンスのイメージは、二人の中に当たり前にあったんだろう。でも、新曲のプロモーションとしてその演出を目玉にするようなことは、今まで不可能だった。(不可能というか、普通は選択肢に上がってこないか…。)

両方の確立された世界観——堂本光一らしさと堂本剛らしさを共存させたKinKi Kidsで勝負に出て、それが広く評価された。これは薔薇と太陽の演出から得た、大きな収穫だったと思う。

個々の持ち味を活かしたパフォーマンスは、綺麗にパッケージングされたKinKi Kidsのものよりずっと魅力的に目に映った。二人の表現者としてのそれぞれの実力と魅力が、グループというシステムを超えたような印象すらある…そんなところまで来てる気がする。

結果として、KinKi Kidsというグループとしては”歪”に見えるかもしれない。が、二人が二人らしくナチュラルでいられるのは、そんな歪なKinKi Kidsだ。

 

今、”歪”という言葉を使ったけど、当の本人たちは全くそんな風に思ってないんじゃないかな。あまりにもその状態が昔から二人の”自然”だったから。

実は薔薇と太陽の”演出”を可能にしたのは、個々の技量の他にも、KinKi Kidsとして幼い頃から二人が共有してきた大きな財産も必要だったはずだ。

ダンスやギター演奏のよりも優先されるのは、楽曲を提供された立場の人間として「歌うこと」に真摯に向き合うこと。

「歌うこと」で二人が繋がっているということ。その主軸がないと、個々のパフォーマンスはバラバラになり、分解してしまう。

KinKiは「歌」のグループだ。

ふたりの「歌うこと」に対する感覚の鋭さと真摯な姿勢は、山下達郎作曲・松本隆作詞の「硝子の少年」でのデビューが象徴的なように、恵まれた音楽環境で育てられたKinKi Kidsの財産と誇りだ。

また、KinKi Kidsはトップアイドルの名に違わず、もちろん剛さんもダンス、光一さんもギター演奏ができる……つまり、相手の世界も分かり合える。

ソロ活動を精力的に行いつつも、KinKi Kidsとしては、間違いなく二人は同じ道を歩んできた。たくさんのことを共有してきた。そんな絶対的な結束力が二人にはある。

 

薔薇と太陽の”演出”を見ると少し勘違いしそうになるけど、裏を返せば、こうした二人が確かな絆で結ばれているという基本があるからこそ、こんなに個々の異なる世界観にも耐えられるようになってるんだよなぁ。

その固い絆は、剛さんと光一さんにとっては当然のように感じられるものなんだろうけど、それを外部の人間も触れられるように、浮かび上がらせてみせたのが、9月発売のN albumの中の一曲、剛さん作詞・作曲の「陽炎 ~ Kagiroi」だなと思ってる。

それにしても、薔薇と太陽の後、ライブツアー前、というタイミングで二人で歌うためにこんな曲を発表してしまえる剛さんの感覚の鋭さは、スゴイ。

おれと光一は実はこんな曲をこんな風に歌えるんですよ、っていう自信に満ちたアピールにも見えるし、外野に対する一種の牽制にも思えるw

 

この曲は、二人で歌うために作られたにもかかわらず、文章の区切れ目ではなく、言葉の途中でバトンタッチするかたちで歌われる。

 

光一「もらい」

剛「鳴きするような 眩暈」

光一「起こしたような 異例」

剛「な息吹の風と廻る地球から」

 

この歌割りで普通に歌ったら、交互に歌う二人の個性の色が逆に出やすいものなんだけど、KinKiに歌われたこの曲は、とても自然に、綺麗な一つの色で統一されているみたいなんだ。ピアノ奏者の右手と左手それぞれの演奏ってくらい、違和感がない。

(notキンキファン、でもそこそこ音楽好きな妹にN albumを聴かせたとき、「この曲は、剛さん作詞・作曲なんだよ」と紹介したら、「一人で歌ってるの?」と本当に言われた。どう聴いても、ふたりの声に聞こえるんだけど…。もしかしたら、ふたりの声はキンキヲタにしか聴き分けられないくらい似てる説、もあるけどさ。)

そして、これが別録りで成立してしまうのが、KinKiのすごいところだ。普段から相手の歌い方を強く意識して耳を傾けてなければ、この歌はこんな統一性をもって歌えない。

 

ライブで生で聴いたとき、パッチワークのような歌割りなのに、すごく安定感があった。職人芸のような安定感。

この歌は、光一さんの声が美しく映える歌なんだけど、間違いなく剛さんは光一さんの歌いやすいキーで作曲したんだと思う。

光一さんも「聴いた印象と歌ってみた印象で変わる曲。歌うと『あ、すげえ気持ちいい』みたいな」「歌っていくうちに世界観が構築されていくのが気持ちいい」*1と、結構話題にあげていたので、気になる歌になったようだ。そんなエピソードも熱い。

この「陽炎 ~ Kagiroi」が示しているKinKiの絆には、N album(と次回作)をプロデュースし、今回のツアーにも参加されているシンガー・ソングライターの堂島さんも、編曲から上がってきた音源を聴いて*2↓のような名言を残したほど…。

 ありがとう、そしてありがとう堂島さん…!N album最高です!!!

 

そんな薔薇と太陽→N albumの流れで上げ潮なKinKiちゃんが行っているツアーが、We are KinKi Kids Live Tour 2016 TSUYOSHI & KOICHIだ。

N albumの楽曲とか今までの堂島さん提供曲とか、見聞きするべきところは盛りだくさんなんだけど、やっぱり一番の肝はソロ→KinKiの流れだったと思う。

それぞれのソロコーナー。ソロコーナーに参加する相方。そしてソロコーナー後に二人になったときの威力はハンパなく、大きなエネルギーと魅力が溢れまくっていた。

私が参加した宮城初日は、とにかくソロからの剛さんの色気が凄まじかった。(他の公演は入ってないから比較できないけど、とにかく、剛さんがやばかった。)

剛さんのソロが終わった直後に「薔薇と太陽」の流れで、光一さんが踊り狂い、剛さんが色気を垂れ流し、その後のUnlock Baby→Plugin Love→Fall Dance→スワンソングも本当に熱い展開だった…。

二つのエネルギッシュで輝いてるオーラが見えるみたいで、二人のフォーメーションも高低差のある縦位置、高低差のある斜め、横、向かい合いで印象がガラリと変わってきて、個性がぶつかり合って刺激し合うってこういうことなんだなぁと感じた。

特にスワンソングの二人が向かい合う振付は、今までの切なげな印象じゃなくて、少年漫画のバトルシーンのような強い個の対立みたいなオーラがあって、現実でこんなことってあるんだ…KinKiやべえ…と震えました。かっこよかった。KinKi強い。

 

しかしほんと堂本光一堂本剛のパフォーマンスは尖ってるな、最高だな!(ライブについてはもっともっといろいろ書きたいけど、今日はもうすぐ午前3時なので割愛!)二人の魅力がそのままKinKiの魅力になる、今のナチュラルな二人を歓迎する。

そして、この一つの着地点に到達しようとしているKinKi Kidsの次のシングルが、11月2日発売の「道は手ずから夢の花」だ。

ライブで聴いて、これはKinKiのこれまでを癒すような歌かもしれないと、今どんどん好きになってる。また次は、この歌のことを書きたいなぁ。

*1:広島FM DAYS!のコメント。また、各種雑誌インタビューなどでもこの曲に触れた。

*2:「9月なのに突然ですがKinKi Kids生放送」

キャパオーバーのご報告

前略 怒涛のKinKi強化月間ですが、生きてますか?生き残ってますか?

まだ新曲「薔薇と太陽」の発売日も控えてるのに、このお祭り状態!!6月の時点で予想できただろうか・・(遠い目

細々と食いつないでいたキンキ担にとってはご馳走のフルコースでまだ全部食べきれないレベルでは・・・ありがとうKinKi Kidsとスタッフの方々。もっともっとお願いします。もっともっと物量で押してきてもいいのよ?ねえ?

 

13日には特設サイトも開設。(※20周年を迎えるのは、来年2017年の7月21日だけども。)

薔薇と太陽のジャケ写は大正浪漫溢れてたけど、サイトは時代に追い付いてる!良い意味でキンキっぽくない!(感涙)

直リンクはダメみたいだけど、サイトにはちゃんとツイートボタンも付いてるから、今後感想と紹介と拡散がしやすいのが嬉しい。KinKi売り出すぞ~って意志が感じられる…嬉しい(感涙)

 

新曲の「薔薇と太陽」もじわじわ音楽番組での披露の機会が増えてきて、比較が捗るw

・7月2日のTHE MUSIC DAYでの初披露は、衝撃的&ほぼ正解といっていいカメラワーク。「首筋に光る汗は 命の白のシャルドネ」を剛さんが歌うときの、光一さんの首筋を撫で上げるフリをアップで捕らえた功績は大きかった…。

あと、「この星では僕ら 誰の生まれ変わり」の歌詞を聴いたのは、この時が初だったけど、カメラの抜きが2ショット→剛くん1ショットで目を細める、っていう流れがあったからこそ、KinKiちゃんはこの星では誰の生まれ変わり…?!(ざわ…ざわ…って、輪廻転生運命論が捗ったね。

いやでも、このカメラ演出は「僕ら」を「KinKi」のことだって捉えて仕方ないよ!実際は歌詞の中の男女のことなんだけどさ!

前世の強い結び付きがあったからこそふたりはKinKiで一緒にいられるんだねって普通に納得しかけるほど、説明がつかない運命がKinKiを取り巻いてるから・・・仕方ない、仕方ない(大の字

・7月16日のMUSIC FAIRは、既に「光一さんのシャルドネをどう撮るか」が見どころになっていた…。

でも、今回はめちゃくちゃ首筋アップだったから、思わず「寄りすぎや!」ってツッコまざるをえなかったw色気垂れ流しのご尊顔が拝みたいわけで、匙加減難しいね…!この剛くんギター&光一くんダンスの構図じゃ、カメラが大変だね!

だんだんとカメラが映ってないときの光一さん、剛さんの動きを脳内補完して見られるようになるなぁ…一人脳内マルチアングル機能。

あと、ここでは2番も歌ってくれたから、歌詞がちょっと明らかになった。

 

「少年から英雄に 男は皆 闘牛士

赤いケープをすり抜けて 一瞬の隙を狙って

硝子のツノが刺さった

 

「答えはどこにあるのか」と探してる

指先が今夜も吸い込まれてゆく

枯らせたくない君のその赤い薔薇

「永遠」の代わりに捧げた光は ~(転調)」

 

うーん、そうだね、エロだね、エロなわけだ・・。

THE MUSIC DAYの時点で分かった歌詞では、全然何も思わなかったけど、イエモンファンの方からしたら「エロしかない」内容だったようで(ザクロがアレだとか)。やっと理解できたよ!

ありがとう吉井和哉さん・・・セクシー路線のKinKi最高です・・・。

元々剛さんは艶っぽい色気が洪水かってくらいおかしな量ほど漏れ出す人だし光一さんは美しい人がすべてを投げ出してる背徳的な色気だから、もう最高です・・・。

・7月16日の音楽の日は、司会の中居くんとの絡み、この夏話題の「ジェットコースター・ロマンス」からの「薔薇と太陽」とテンションぶち上がりな流れで、素敵だった・・。

ホントに、中居くん!中居くん!なKinKiの後輩っぷりのかわいさたるや・・・2人とも元々外見も含めてかわいらしい人たちなんだけど、そのかわいらしさが全開で、中居くんもめちゃめちゃすぐ近くの光一くんに触りながら嬉しそうで。

急にアットホームな温かいムードに包まれていた音楽の日の9時跨ぎ。

光一くんが最初に中居くんに突撃しに行き、「なぜか so sweet」のユニゾンからは剛くんも合流して中居くんを取り囲んでニコニコ歌って、もうホントにキンキso sweet・・・♡

一度戻りかけた光一くんを剛くんが押し戻した(この時の剛くんの男っぷり!)とき、光一くんが「ぴょん」って跳ねて嬉しそうに中居くんの隣に収まったり、ご機嫌な剛くんが何度もくるくる回ったり・・・かわいすぎない?37歳かほんと・・天使ちゃんかな・・。

「薔薇と太陽」のパフォは、今回はギターもダンスもなし!けど、「ジェットコースター・ロマンス」からとてもよく声が出てたので、「薔薇と太陽」の歌の調子も抜群で最高だった!歌のクオリティは今まで一番、カッコよかった。吉井さんじゃないコーラスがちょっと気になったけどw

今回は演出の関係で「シャルドネカメラ」は剛くんのものだったけど、「薔薇と太陽」披露で初めて彼はネックレスつけてて、そのネックレスをいじって色気出してたのは、もう分かってやってるよねそれ剛くん???さすがあざとい色気の権化・・<●><

3回の披露を通して見て確信したけど、光一さんの「君のその赤い薔薇」の「薔薇」のときの情熱的なアクションが大好きで見惚れる・・ダンスでは冷静にカチッカチッと端正に踊るんだけど、情熱を込めて歌うときにやや乱れるのが、最高&最高。

剛くんは、全編通して色気垂れ流しだけどもwあの人の色気はブラックホールだから・・(?)。

細かい萌えポイントを挙げるとキリがないけど、とにかく情熱と色気推しが気持ちよくて、きつく張り詰めた弦のようなKinKiの声質が息ができないほどの緊張感を与えてて、とても個性的な溺れがいのある楽曲になってるなあって。

これからのテレビ出演も楽しみです・・!まずは、明日の7/18(月)のFNSうたの夏まつり。

7/20(水)の少年倶楽部プレミアム。7/22(金)のMステ。7/23(土)のCDTV。7/26(火)のGood Time Music。7/29(金)のバズリズム

えっ、なにこれすごい、いっぱいでる・・・!?残りの7月生き残れるの・・?

おまけに「薔薇と太陽」は、7/19(火)にもフラゲできるから、ええっと?しかも、雑誌とか雑誌の表紙とかブンブブーンとかラジオとか、さらに盛り沢山だし、全然まとめられる気がしない。キャパオーバー楽しい~~~!

7/1 新曲「薔薇と太陽」に対する光一さんの思いを知れる喜び

Johnny's webの光一さんのコーナー「Show must go on」が更新されて、内容がとても素敵だったので思わず書きます!

 

6/29のテレ東音楽祭での、背中がくっつきすぎな硝子の少年。

「おれらだけにしようや」とKinKiとファンの間で近年盛り上がりを見せていた楽しげなペンライトを振る振付、いわゆるペンラ芸が地上波で放送されたジェットコースター・ロマンスなど、

KinKi熱の気運が徐々に高まり始めてたわけだけど、、、

 

デビュー日(7/21)を控える7月に突入した今日、

最新コンサート「2015-2016 Concert KinKi Kids」のDVD&Blu-ray発売も発表され、

カロヤンの新しいCMも流れ始めて、

なんて素敵な下半期の始まり!と興奮してたけど、やっぱり光一さん本人から発信された言葉たちが、何よりも興奮事で一番望んでいたモノだったわけで。

 

内容は詳しく書かないけど、新曲「薔薇と太陽」のパフォーマンスのこと、剛さんのこと、ブンブブーンの身体能力測定のこと、、、

首を長く長くして小さな出来事でも盛り上がって楽しみにしているファンのことと、剛さんのこと、両方を思いやった光一さんの心遣いが感じられて、とても温かい気持ちになった。

 

 光一さんの舵取りには、全体的な安心感があるんだよなあ。

それはおそらく、光一さんの誠実で実直な人柄だったり、長年エンターテインメントの世界で冷徹に自分たち(単数の場合もあるけど、ここではあえて複数形で)の存在のあり方を見つめてきた、プロフェッショナルの部分から来る信頼感なんだろう。

だからこそ、もっともっと光一さんにファンやあるいは外に向かって、彼の言葉を発信してもらえたらいいのにな・・!!!

ま、本人たちがはっきり言わずとも、KinKiファンは2人のことを信じて、考えて、良い方向に進んでいける賢明な集団、っていうのは元々の下地としてあるんだろうけど。私が観察した限りだと。

でも、それでもやっぱり言葉にしてもらえると、「KinKiと私たち、同じ方向に進んでる。間違ってないんだね!」って嬉しくなって、さらに連帯感が生まれて、絆が強まるからね!

私もまだまだひよっこなファンではあるけれど、これからもっともっとKinKiと絆を強めたいな・・・♡

ここでちょっと強調しておきたいのは、「KinKiとの絆」っていうのは、私個人とKinKiの絆じゃなくて、KinKi担という”私たち”と"KinKi"の絆、ってこと、なんだよね。

KinKiを目撃することで「KinKiと私たち」という絶対的な構図の”私たち”側につくことになるから、すごく新参者にも優しくて居心地のいい場所になるんだよ・・!

(この、「KinKiと私たち」っていう体制については、堂本光一堂本剛がお互いの絆をファンとの絆以上に強く持つことで生まれているし、”私たち”側としてもそのことを一番に望んでいるから、この関係性が変わらない限り”私たち”は永久的に満足感を得ることができるという、実にナイスなシステム。そして年月(※25年)がこの関係性を不変で不滅なレベルまで強固にしているので(※松本隆先生からの「死んでからも点線が続く」という言葉より)、つまり「KinKiは沼」。)

 

・・・ちょっと脱線した?

まあ、そんな「本人からの言葉の心強さ」っていうのを改めて感じて、じーんとなった日だったけど、でも、言葉じゃなくても、態度や姿勢、雰囲気みたいなものだけでも、KinKiの2人からメッセージめいたものを受け取る瞬間も、もちろんあって。

例えば、KinKi20周年突入yearにSMGOをいつもより頻繁に更新してくれる光一さんとか。どんなもんヤ!で2回連続2人で出てた直後の1人で喋る回にも、光一さんのことによく触れて話してくれる剛さんとか。

楽しみにしてるファンのことを、表立っては言わないけど、実はすごく分かってくれて盛り上げてくれてる雰囲気を、随所に感じるよ~。本当に、2人とも根が真摯なところが凄く伝わってくるから、2人を取り巻く状況が不本意なものだとしても、信じてついていける!ありがとうキンキ。本当に伝えたい。

 

と、そんなKinKiファンになってよかった喜びを噛み締めつつ、新曲の「薔薇と太陽」のお披露目と発売を待つ7月。

 

(・・・最後に、この曲は踊りそう!って感覚は、半分当たってたね!剛さんの膝は安静にしてもらって、ぜひぜひキラメキニシスのような2人のKinKiの世界観を存分に見せつけてほしいところ!✨)

祝?☀「薔薇と太陽」解禁

SpiralやGrateful Rebirthなどのソロワークも追い続けながら、仕事が忙しくてブログの更新には遠ざかってたけど、待ちに待った20周年year突入第1弾シングルこと「薔薇と太陽」が昨日のどんなもんヤ!で解禁されたので!久々に!

「薔薇と太陽」ってもうタイトルから、”情熱”とか”ラテンっぽさ”とか”赤のイメージ”が頭に浮かんでてさ。「熱中」を約束してくれるワードじゃないですか、「薔薇」も「太陽」も。

やっぱり(新規だけど)ファンとして、もっとKinKiに「お熱を上げたい」↗↗↗そんなファン心理に寄り添ってくれるような【20周年year突入第1弾シングル】の曲タイトルに、期待が膨らむ…!

 

そんな最初からかなり楽しみにしていた曲だったけど、期待通り、ワクワクさせてくれる歌でした。早くフルで聴きたい!

あと、パフォーマンスがどんな感じになるか、すっごいワクワクしてる!

あんま自分でハードル上げちゃダメだ~;とも思うんだけど、いろんな可能性を想像させられる曲なんだよね・・初回Bの特典が「闘牛剛とマタドール光一がシュールなトークを展開する!?特典映像」って謎なところも、この曲だからこそ、なわけで。

こんな特典を用意してるってことは、ライブパフォーマンスとしても「仕掛け」の一つや二つ、あるよね?できるよね?(期待の眼差し)

 

というより、この曲を初めて聴いたときに思ったのは、「めっちゃ踊りそうな曲じゃん!」ってことなんだよね・・イントロや間奏が、歌パートと比べてエネルギッシュすぎる。

KinKiさんがこの曲を歌う”動き”だけで、カバーできるほどのエネルギー量と思えないんだよね・・これって、意図的に情熱的なアレンジになってると思うんだよ。

だから、バックの男女のダンサーがめちゃくちゃ情熱的に踊る!かもしれない。

あるいは、あわよくば、KinKiちゃんがビロードの闇的なステップで踊ってくれるかもしれない・・・(願望)

 

作詞・作曲を担当したイエローモンキーの吉井さんの音楽を、私はそれほど知らなかったんだけど、確かに”吉井節”がキいてるのも感じた。

(「Boys and rosy girl(※耳コピ歌詞)」ってとこのコーラスを吉井さんがやってる、というのもTwitterのつぶやきで見かけた。)

どヤでの新曲紹介で「”KinKiらしさ”と”吉井節“のバランスをとるのが難しかったけど、丁度いいところに落とし込んだ」というようなことを言ってたから、そうとう”吉井節”の引力も強かったんだと思う。

”KinKiらしさ”っていうのは、ある意味「アイドル的なもの」でもあるから、その”キラキラ成分”も散りばめつつ、男くさいような”気だるげな色気”とか”野蛮さ”みたいな音色もまだまだ出せそうな雰囲気を残してる。両方の要素を持ってるんだよね。

音楽性の高い歌謡曲でありつつ、ジャニーズらしくダンサブルな雰囲気がある、っていうのもそう。

そのハイブリッドなところが、KinKiの「薔薇と太陽」の魅力でもあると思う。というより、”ハイブリッド”って言葉こそ、KinKiそのものを象徴してるようなものだ。アイドルとエンタテイナーのハイブリッド、アイドルとアーティストのハイブリッド、正反対の要素を持つ二人のハイブリッドであるところのKinKi Kids・・・。

 

ハイブリッドといえば、光一さんと剛さんの声質は全然違うのに、この曲のニゾンの声がぴったり重なりすぎ、声が溶け合ってる件。

ニゾンが一人の声みたいに、力強くKinKiの世界観を作り上げてる。あれだけイントロや間奏がわちゃわちゃしてるのに、本当に対比的にユニゾンが綺麗にまとまってる…!

他の曲を聴いてみると、二人は曲によって声を対立させあったり、共存させたり、自由自在なことが分かる。

だからこの綺麗なユニゾンは、ある意図のために歌い上げられてるんだけど、その意図っていうのは、曲のコンセプトのためか、歌詞のためか、実際のところは分からない。

でも私は、KinKi Kidsが一つの単位であること、光一さんと剛さんが一丸となっていること――を、このユニゾンから感じ取る。

20周年に突入していくんだしね。

そりゃあこちらとしても、もっともっと応援したい。応援して、売れてほしいし、数字として結果が出てほしいし、もっと二人がKinKiでやりたいことができるような環境が整ってほしい。彼らのためのKinKiにしてほしい~~。(最後はなんだか脱線したw)

 

そんなこんなで「薔薇と太陽」の発売は7月20日(水)だけど、それまでのテレビ露出でも歌ってくれるかな…!?とりあえずは、6月29日(水)のテレ東音楽祭、7月2日(土)のTHE MUSIC DAY、あとあと、今後も歌番組出演情報が待ち遠しいね。

そういえば、来週月曜のどヤも、こーいちさんとつよっさんの二人が出るみたいだから、楽しみだねぇ。二週連続でftrどヤなんて嬉しすぎて、まだ火曜日なのに既に待ち遠しいね(*‘ω‘ *)

Endless SHOCK初観劇【3/6公演】

気付いたら1ヵ月ぶりの更新…2月なんてなかった(白目

1週間前の3月6日の夜、初SHOCK観に行ってきました!

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KinKiにハマったら一回は観に行っとかないとと思い、ついに念願の初SHOCK。ほんっとうにかっこよかった・・・噂に違わず、凄まじい沼(にっこり

1回観ただけじゃ全く足りないほどのボリューム感と完成度で、これでもかっていうくらいのストイックなエンターテインメントだった!何度でも観に行きたい。複数回申し込んでおけば良かったなあ。

とにかく休みなく動くし、歌うし、要素がてんこもりだし、正直目が足りない。

ダンスと歌、バリエーション豊かなフライング、長丁場の殺陣からの階段落ち、和太鼓、思ってた以上に盛り沢山で、光一さん、アナタ、よく体一つでこのメニューを連日こなしていらっしゃる…いくらビジュアルが2次元キャラっぽくても、生身の人間なのよ…!このエンターテインメントへの献身は、ちょっと衝撃的なほど。

「Show must go on」の合言葉に相応しい厳格さと、光一さんの献身の先にある麻薬のような甘美さを兼ね備えたショーに、ただただ圧倒された初観劇だった。

 

この「甘美」っていう感覚は、光一さんの作り上げるものに最近感じるようになったもので。なんというか、『エンタテイナーの条件』を読んでSHOCKを生で観たら、そこかしこに仕掛けられたフックが、やっぱり快くて。

でもって、その「快さ」っていうのはおそらく光一さんが目指している方向なんだよね。すごく呪術性というか中毒性があるなあ~って、実際の現場で感じられたのが良かった。

しかも、その「仕掛け」を感じるには、生で観ること以上に最高の手段はないとやっぱり思ったし、本当にSHOCKを観に行けて良かった!

で、この思考パターンは、まさに光一さんの思惑通りだし、彼の術中にまんまとハマっている!!(いや、むしろそんなもん望むところよ♡とか思ってしまうところまでセットでw)

でも、実際にSHOCK観に行ってから、光一さんの魅せる夢の世界に一歩足を踏み入れてしまった感ある・・・KinKi Kids恐ろしい。堂本剛のカリスマ性と堂本光一のフックの天才っぷり、ドツボですわ…。

 

肝心の中身の方は、極力ネタバレしない程度に感想を。

コウイチ可愛い。

『エンタテイナーの条件』で、自分の実年齢がコウイチの年齢を超えたことで、未熟さや弱さが見えてきて、そこを表現したくなったのくだり、

今のコウイチは最初のころに比べると、かなり人間臭くなりましたね。もしかしたら―—もしかしたらですけど、弱い部分を表現しようとしてる分、僕自身のほうがコウイチよりもちょっぴり強くなったのかもしれません。

 ってところ、大好きで!!いつ読んでも萌える…。光一さんってあんまり自分自身を主体的に語らないから、ライターさんの妙もあると思うけど、そうやってちょっと主体的に語るときに滲み出ているシャイな部分が!大好きです!(力説)

話が逸れたwとにかくその役のコウイチがかわいくてかわいくて、ねえ。いや、ほぼほぼ役をやってる光一さん自身の魅力なんだけども。

途中でハムレットの劇が挟まるけど、私、コウイチのような宿命のキャラクターと、あのあたりの演出、ツボでさ。もう光一さんが演じる役として、最高かよと。

いやー、そのあたりのキャラクターの性質も「なるほどな~」と思えるほど、コウイチ美しい。フライングも美しいし、佇まいも美しいし、声も美しい。

光一さんは自分の声が好きじゃなくて、もっと指向性が欲しいって書いてたけど、光一さんの声好きだし、SHOCKのコウイチの声は美しかった。特にヤラと言い争うときの声の美しさに震えるあまり、なんて美しい人なの・・・!って感動した。声フェチでキンキ好きになったところあるから、冥利に尽きるとはこのこと・・。

ダンスもいろんなバリエーションがあって、結構ドキドキさせられるような世界観のものも散りばめられてて、見応えあったなあ。もちろん、それだけじゃなくて、フライングや殺陣や和太鼓も、とにかく尋常じゃない運動量と迫力で、圧巻の一言。

曲でいえば、分かりやすいけど、SOLITARYとHigherが中毒性のある魅力に溢れてて、ツートップで好き。SOLITARYは一瞬も目の離せない、華やかで緊張感のある曲。

Higherは出だしのコウイチのセクシーオーラにびっくりして、思わず咳き込んだwあのときのコウイチが、ああいう生き生きとした生っぽいダンスをすればするほど、エロいんだよな・・。

エロいといえば、車。コウイチがリカの乗ってる車に乗りかけてるところと、黄色いタクシーのボンネットに乗ってくる?ところ、ビジュアル的にエロくないか・・・。それとも私の目が腐ってるのか。まあ、「チョコレートの匂いってエロいね」とか言う人のファンだからしょうがないね!!(という開き直り)

 

あと、今回は2階席からの観劇だったけど、コウイチが降り立つところがあって。

あんな近くに来てくれたのに、目の前に登場する方法とかビジュアルとか現実感がまったくなくて、今、思い出しても「・・・ええっ?!」ってなる。

そんな空中を飛んできて、降り立ったあなた、それはコウイチだけど本当に堂本光一なの?って。すべてがいまだに信じられていない(笑

そこからの彼の帰り方も、後ろも見ずに後方に引っ張られるようにぶわって空中に帰っていくから、もう本当に意味が分からない。思わず、行かないで・・!って思ってしまったw

もう、気持ち的には「アラジン」でアラジンが魔法の絨毯で帰っていく感じ。よくマンガ原作とかの舞台は2.5次元っていうけど、彼は2次元なのか2.5次元なのか3次元なのか?よく分からない。この動揺は、たぶんどんなに頑張って書こうと思っても、伝わらないだろうな・・。

というか、あんな非日常な経路で2階席のお客さんのところまで来てくれることに感動したし、コウイチさんのエンタメに賭ける意地を見せつけられた気がしたし、あんな拍手だけじゃなくてもっともっと「素晴らしい!!!」って思った感動を伝えたかったけど、あそこで突飛な行動はできないよねえ・・ジレンマ。だから、私は背景です!って顔して全力で拍手してた。そうだ、感想を送ろう。

 

とまあ、とにかく完全に虜になって帰路についた「Endless SHOCK」初観劇だった!

あー、もっともっと観たい。単純だけど、光一さんがもっともっと好きになった。長くことを続けるには、いろんな場面に直面することもあるだろうけど、それでも、光一さんには「Show must go on」してもらいたいし、彼が己の信じる道を走り続けることを願っている。

鬱のことと歌のこと

自分が鬱だったときのことと剛くんのこと。

KinKiにハマりたてほやほやな頃(半年くらい前?)、剛くんの過去のソロ曲を聞こうと思ってどういう曲があるのかリサーチしたとき、ひょうなことから「PINK」をライブで歌っているのを見つけた。

その曲を歌ってる剛くんを見ながら曲を聴くと、数年前に自分が鬱だった時の”どうしたら幸せになれるのか分からない、あの絶望感”が蘇ってきて、しんどくなった。だから、途中まで聴いて、聴くのをやめた。今もやっぱり聴けない。

 

「PINK」がどういう経緯で作られた曲かは知らない。でも、明らかに剛くんの心の閉塞感が限界量を超えてこぼれまくっている。剛くんの作った歌詞と歌い方と佇まい、コード進行、すべてが心に響いて、あの絶望感と共鳴して、今も書きながら辛い。心を打たれるってレベルじゃない。

だから私は、剛くんの過去のソロ曲はあんまり聴かないほうがいいと思って、近づかないようにしている。ものすごい重力で、あの時の感覚の檻に誘い込まれてしまうから。でも、それが例えどんな方向のエネルギーであれ、それだけの強いエネルギーをこちらに伝えることができる剛さんは、歌唄いとして無類の素質を持った人だと思う。過去にも書いたかもしれないが、「剛くんが歌うこと」に大きな価値がある。

 

「PINK」という曲が自分の鬱のときの精神状態を呼び覚ますものであったとしても、個人の心の底まで届くエネルギーをもたらしてくれる剛くんに、私は救われている。心の底って、自分にしか感知できない世界で一番孤独な領域だから。剛くんが苦しんで苦しんで、その苦しみを歌ってくれることで、似たような苦しみを抱えていた自分の真っ暗な心の底に、光を当ててくれる。光が当たることは、それもしんどいことなんだけど、そんなところに届くものを誰かが発しているなんて思ってもみなかったから・・・だってそこは自分だけの孤独な領域であるはずだったから。なのに。でも、剛くんは発していて。だから、そんなエネルギーを発している剛くんが存在しているという事実は、私の心の癒やしになっている。本当にありがとう。

 

ラジオで、ファンの方から剛くんに助けてもらいましたってメールをもらうけど、僕の方が言わなきゃいけないくらい。本当に皆さんに助けていただいて。昔見たいに孤独じゃない。昔はファンの人に今の自分が思ってることは伝わってないと思って生きていた…というようなことを剛さんがお話ししてて。まだ実際のラジオは聞けてないんだけど、書き起こしを見て、本当に良かったなあ~!と心の底から嬉しくなった。

それから、なんだか自分も助けてもらってると感じていることを書かなきゃなという使命感で、書いてみた。剛さんに伝えるにはあまりに「心の底」とかいうフワッフワした内容だから、ブログでほそぼそと(笑

剛さんの感受性の強さとか他人事と思えないから、本当に剛さんにはもっともっと幸せを感じて生きてほしいと切に願う。

過去を思い返すだけであの苦しさが蘇ってしまうだろうから、本当にそっとしてあげてほしいし、剛くんには前だけ向いていてほしい。一度崩壊した心は完全に修復しきれずに脆いままだから・・・でも、今はもう大丈夫って言えるところまで、孤独じゃないって感じられるまでになってる。本当に、良かった。私も「PINK」を聴いたときみたいにならないだろうから、ソロの活動ももっと追えていけたらいいな。それで、私も同じくらい幸せに生きられるようにしたいな〜、これから。もっと。

KinKi Kidsの強靭な物語性

KinKiさんのファンになって、もうあとひと月で1年・・・。果てしない魅力に底なし沼にはまった感あるなと自覚しつつ、最近、”KinKi Kids”の「物語性」が強いあまりにその「物語」の力にひれ伏していわゆる「尊い」気持ちがわき起こってくる…というのが、分かりかけてきた。

発売中の月刊テレビジョンで、長瀬くんがジャニーズのグループに対してメッセージを寄せていた。その中で、彼は同世代で交流も深いKinKi Kidsを「光一と剛が肩を組んでいるだけでグッとくる」と評していた。

私は、これはKinKiさん”尊い”案件じゃない?って思った。

 

~20年以上も一緒にいたら、互いに肩を組むことも大して話すこともなくなるもんだけど(笑)~中略~

2人のこれまでの道のりが決して平たんではなかった何かを感じるから。だからこそ、2人が並んだ瞬間に”あぁいいなぁ”って、思っちゃうんだよね。~

 

”2人のこれまでの道のりが決して平たんではなかった何かを感じる”けど、普通だったら”互いに肩を組むことも大して話すこともなくなる”くらい20年以上一緒にいる2人が、”肩を組んでいるだけで””あぁいいなぁ”って、長瀬くんは心を動かしている。

このことは、KinKi Kidsの「物語」の強力さを証明していると思う。

ここでの「物語」は、「決して平たんな道のりを歩んできたわけではないだろう2人が、20年以上一緒にいる今でも、互いに肩を組んで目の前にいる」ってこと・・・。確かに、ファン目線からでも、この「物語」は力強い。

 

長瀬くんの心を動かしたこの「物語」は、長い期間にわたって続けば続くほど、より説得力が出て「物語」としての強度を増す。だから、「物語」の威力は、「継続性」に比例しているといえる。

実は「継続性」というのは、KinKi Kidsの特色の一つなんじゃないかな、と最近感じている。理由は後で説明するけど、この「継続性」のためにKinKi Kidsの「物語」がすさまじい威力を持って心に響くのだと思う。

 

その「継続性」以外にも、KinKi Kidsの「物語」が強力な理由いくつかある。

まずはやっぱりKinKi Kidsの成り立ちとしての「運命論」。

”堂本”という全国で5000人しかいない名字の男の子2人が同じ年に生まれて、同じくらいの頃にアイドルを志して、出会ったこと。

「運命に導かれて、堂本光一堂本剛が出会った」という、もはや現実離れしているほどの「物語」の説得力の強烈さ。この「運命」が、彼らの「物語」の基礎設定になるんだなあ。

(”同じ名字の二人組アイドルグループ”って、KinKi Kidsをあまり知らないときはすんなり理解できてないほどだった。堂本って襲名制なのかな?もしくは、堂本グループとか?なんて、頓珍漢なことを思っていた…。)

 

 

また、KinKi Kidsが二人組で「I」&「You」型の構造で成り立っているグループというのも、自然と彼らの「物語性」を高めるように作用してる。

「I」&「You」型というのは、一人称単数と二人称単数の世界観のグループってことを言いたい・・・つまり、「おれ」と「お前」で完結する世界。

他のだいたいのグループは、「We」型だ。

つまり「おれたち」の世界観。「おれたち」と「君たち(=ファン)」の距離感。(追記:Ourって書いてたので訂正…)

それに対して、KinKi Kidsが使う二人称は相方のものだ。(例:光一くんの私物を昔から保管していた(?)という「オマエ袋」。)だから、KinKi Kidsの「おれ」と「お前」の距離感は、普通のグループの「俺たち」と「君たち」の距離感より、おかしいほど近いものになる。

それがどういう効果を生むかというと、例えば、歌を歌うとき。

ボクの背中には羽根がある」で

「ずっと君と生きてくんだね 胸に頬寄せて確かめる」

「どんな辛い未来が来ても 二人だったら乗りきれるさ」の部分をソロのミュージシャンが歌うと「君」との距離感は人それぞれ想像するものが異なるだろう。

もし他のアイドルグループの誰かが歌ったら、「君」との距離感は「ファン」との距離感が連想されるだろう。

でも、KinKi Kidsが歌う場合の「君」との距離感は、そのまま2人の距離感が投影されて、より切実で重い印象になる。(歌詞を書いた松本隆センセも絶対その効果を分かってて、「二人だったら乗りきれるさ」とか書いてる気がする…。)

つまり、2人の近い距離感と歌の歌詞が結びつけて考えやすくなって、その楽曲とKinKi Kidsとの透明なリンクは、時にはKinKi Kidsの「物語」を補強したりする。

 

KinKiが「おれ」と「お前」の2人の世界を作ってしまうから、MC中にファンが放置されるという状況も発生する。

「おれたち」と「君たち」のトークから抜けだして、「おれ」と「お前」の世界に入ってしまうと、ファンは「はいはい、私たちはモブですよ^^」っていう第三者的なポジションを甘んじなければならない。ううー、悔しいね!(満面の笑み

 

ここで、前述の長瀬くんのKinKi評に戻ってみる。

長瀬くんは光一さんとは学年も一緒で親友だし、剛さんとは一緒にストリートライブしていたくらい2人共と交流がある。

そんなわりと親しい間柄なのに、今回のメッセージではファンと同じような第三者的な離れた距離感KinKi Kidsを見ている。

KinKi Kidsに対して第三者的な目線を持ってるひとは、他にもいる。

例えば、中居くんはKinKi Kidsともなったら、死ぬ時とか同時に死んでほしい」という名言を残したり。タッキーは、2015-2016カウコンのリハーサルで光一さんの立ち位置が違っていたらしいところを、剛くんが口で言うだけじゃなくて肩を持って直してあげているところを見て、「すごいとこ見ちゃったな」ってラジオで報告している。

 

長瀬くんも中居くんもタッキーも、ファンと同じ第三者的な視点でKinKi Kidsを見て、なんなら2人の「物語」にちょっと夢を見ているところがある。(・・・これ、拓郎さんも「危険な関係」という歌を作ったりして、同じニオイがする(笑 )

それは長瀬くんも介入できないほど、2人の「I」&「You」の世界が確立されていて2人の間に存在している何かの正体も全然掴めないから、「物語」を補完して、「物語」の消費者側に回らざるをえないことを示してるんじゃないかな。

それぐらいKinKi Kidsの「物語」は長い年月とともに強靭なものに、また、いわゆる「尊い」ものに進化しつづけているってことなんだろう・・・今回の長瀬くんの言葉から、それが分かる。

私は単純に、「物語」を紡ぎ続けるKinKi Kidsを守りたいと思う。なぜなら、KinKiの「物語」のように強力な「物語」に触れることによって、魂が救われる瞬間があって、それが「物語」の効能だって思うから(追記:昔、そういう論を何かで読んだ気がする>物語の効能)。

 

最後に、KinKi Kidsの特色の一つでもあると個人的に思う「継続性」について。

ここにも、“二人組アイドル“の強みが絡んでくる。

一つのエピソードが綻びもなく長い期間にわたって続くためには、「おれ」と「お前」という最小単位が一番やりやすい。だから、KinKi Kidsは「継続性」を保持しやすいグループだといえると思う。

 

例えば、年末に大活躍したトロンボーンをファン目線で簡単にまとめると、

・まず、初出は12月2日のFNS歌謡祭。特に何の説明もなく、剛さんがトロンボーンを持っている。

12月19日のキンキコン(大阪)初日で、光一くんキッカケで剛くんのトロンボーンソロ入れようよ!って話になる。

~このとき、ファンはまだトロンボーンの由来を知らない。~

 

・次の日、20日のブンブブーンの放送(東京)、クリスマスプレゼント交換の企画で、トロンボーンが光一さんから剛さんにランダムでプレゼントされたものだと知る。

20日のキンキコン(大阪)で剛くんのトロンボーンソロが入る。KinKi初心者の私は、まさか本当にやるとは…!KinKiってすげえ。やると言ったらやる…『スゴ味』がある!という感想。

31日の東京ドームコンで光一さんが「つよしくんはさ、あのー、トロンボーンのことどう思ってる?!これからどうしていく?」ということを思い切って聞く。

1月1日のドームコンで、剛さんから光一さんにピンクのトロンボーンが贈られる。2人でファンを放置して、楽しそうにトロンボーンを吹いたり持ったりしている画が撮られる。

 

この一連の流れが存在することと、1月1日に最終的にハッピーエンドを迎えていること。

最初にFNS歌謡祭でトロンボーンを見たときは、こんなことになるとは予想もしていなかったこと。

結果、黄色とピンクのトロンボーンは品切れ状態に。

ファンは断片的な「物語」を繋ぎあわせて補完して、KinKi Kidsの「物語」を捉えようとする。2人の間では確実に一貫性のある「物語」だから、補完してしまうのだ。それだけ、KinKi Kidsの「継続性」は保証されているってことだ。

 

 これも、もしかしたら一貫性のある「物語」の可能性を秘めている・・・今も継続して。

 

「物語」は、だた受け取り手が欲しているものであって、本人たちが積極的に広めようと思っているものではない(追記:事実かどうかとは違う価値観のもので、受け取る側の受容の仕方、のようなものだから)。

だからこそ受け取る側は、離れたところに立って「物語」が生まれるところを見守っていけたらいいな~とか思ってる。

これからも、もっともっと強力なKinKi Kidsの「物語」を目の当たりにしたい。

 

(↓おまけでこれもいろんな「物語」が混在してるって思う。)(上記と下記のツイート、参考として貼り付けさせていただきます、ありがとうございます。)