気休めの音楽を流す

ふたりに夢を見つついまさらどんどん沼に沈む

Endless SHOCK初観劇【3/6公演】

気付いたら1ヵ月ぶりの更新…2月なんてなかった(白目

1週間前の3月6日の夜、初SHOCK観に行ってきました!

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KinKiにハマったら一回は観に行っとかないとと思い、ついに念願の初SHOCK。ほんっとうにかっこよかった・・・噂に違わず、凄まじい沼(にっこり

1回観ただけじゃ全く足りないほどのボリューム感と完成度で、これでもかっていうくらいのストイックなエンターテインメントだった!何度でも観に行きたい。複数回申し込んでおけば良かったなあ。

とにかく休みなく動くし、歌うし、要素がてんこもりだし、正直目が足りない。

ダンスと歌、バリエーション豊かなフライング、長丁場の殺陣からの階段落ち、和太鼓、思ってた以上に盛り沢山で、光一さん、アナタ、よく体一つでこのメニューを連日こなしていらっしゃる…いくらビジュアルが2次元キャラっぽくても、生身の人間なのよ…!このエンターテインメントへの献身は、ちょっと衝撃的なほど。

「Show must go on」の合言葉に相応しい厳格さと、光一さんの献身の先にある麻薬のような甘美さを兼ね備えたショーに、ただただ圧倒された初観劇だった。

 

この「甘美」っていう感覚は、光一さんの作り上げるものに最近感じるようになったもので。なんというか、『エンタテイナーの条件』を読んでSHOCKを生で観たら、そこかしこに仕掛けられたフックが、やっぱり快くて。

でもって、その「快さ」っていうのはおそらく光一さんが目指している方向なんだよね。すごく呪術性というか中毒性があるなあ~って、実際の現場で感じられたのが良かった。

しかも、その「仕掛け」を感じるには、生で観ること以上に最高の手段はないとやっぱり思ったし、本当にSHOCKを観に行けて良かった!

で、この思考パターンは、まさに光一さんの思惑通りだし、彼の術中にまんまとハマっている!!(いや、むしろそんなもん望むところよ♡とか思ってしまうところまでセットでw)

でも、実際にSHOCK観に行ってから、光一さんの魅せる夢の世界に一歩足を踏み入れてしまった感ある・・・KinKi Kids恐ろしい。堂本剛のカリスマ性と堂本光一のフックの天才っぷり、ドツボですわ…。

 

肝心の中身の方は、極力ネタバレしない程度に感想を。

コウイチ可愛い。

『エンタテイナーの条件』で、自分の実年齢がコウイチの年齢を超えたことで、未熟さや弱さが見えてきて、そこを表現したくなったのくだり、

今のコウイチは最初のころに比べると、かなり人間臭くなりましたね。もしかしたら―—もしかしたらですけど、弱い部分を表現しようとしてる分、僕自身のほうがコウイチよりもちょっぴり強くなったのかもしれません。

 ってところ、大好きで!!いつ読んでも萌える…。光一さんってあんまり自分自身を主体的に語らないから、ライターさんの妙もあると思うけど、そうやってちょっと主体的に語るときに滲み出ているシャイな部分が!大好きです!(力説)

話が逸れたwとにかくその役のコウイチがかわいくてかわいくて、ねえ。いや、ほぼほぼ役をやってる光一さん自身の魅力なんだけども。

途中でハムレットの劇が挟まるけど、私、コウイチのような宿命のキャラクターと、あのあたりの演出、ツボでさ。もう光一さんが演じる役として、最高かよと。

いやー、そのあたりのキャラクターの性質も「なるほどな~」と思えるほど、コウイチ美しい。フライングも美しいし、佇まいも美しいし、声も美しい。

光一さんは自分の声が好きじゃなくて、もっと指向性が欲しいって書いてたけど、光一さんの声好きだし、SHOCKのコウイチの声は美しかった。特にヤラと言い争うときの声の美しさに震えるあまり、なんて美しい人なの・・・!って感動した。声フェチでキンキ好きになったところあるから、冥利に尽きるとはこのこと・・。

ダンスもいろんなバリエーションがあって、結構ドキドキさせられるような世界観のものも散りばめられてて、見応えあったなあ。もちろん、それだけじゃなくて、フライングや殺陣や和太鼓も、とにかく尋常じゃない運動量と迫力で、圧巻の一言。

曲でいえば、分かりやすいけど、SOLITARYとHigherが中毒性のある魅力に溢れてて、ツートップで好き。SOLITARYは一瞬も目の離せない、華やかで緊張感のある曲。

Higherは出だしのコウイチのセクシーオーラにびっくりして、思わず咳き込んだwあのときのコウイチが、ああいう生き生きとした生っぽいダンスをすればするほど、エロいんだよな・・。

エロいといえば、車。コウイチがリカの乗ってる車に乗りかけてるところと、黄色いタクシーのボンネットに乗ってくる?ところ、ビジュアル的にエロくないか・・・。それとも私の目が腐ってるのか。まあ、「チョコレートの匂いってエロいね」とか言う人のファンだからしょうがないね!!(という開き直り)

 

あと、今回は2階席からの観劇だったけど、コウイチが降り立つところがあって。

あんな近くに来てくれたのに、目の前に登場する方法とかビジュアルとか現実感がまったくなくて、今、思い出しても「・・・ええっ?!」ってなる。

そんな空中を飛んできて、降り立ったあなた、それはコウイチだけど本当に堂本光一なの?って。すべてがいまだに信じられていない(笑

そこからの彼の帰り方も、後ろも見ずに後方に引っ張られるようにぶわって空中に帰っていくから、もう本当に意味が分からない。思わず、行かないで・・!って思ってしまったw

もう、気持ち的には「アラジン」でアラジンが魔法の絨毯で帰っていく感じ。よくマンガ原作とかの舞台は2.5次元っていうけど、彼は2次元なのか2.5次元なのか3次元なのか?よく分からない。この動揺は、たぶんどんなに頑張って書こうと思っても、伝わらないだろうな・・。

というか、あんな非日常な経路で2階席のお客さんのところまで来てくれることに感動したし、コウイチさんのエンタメに賭ける意地を見せつけられた気がしたし、あんな拍手だけじゃなくてもっともっと「素晴らしい!!!」って思った感動を伝えたかったけど、あそこで突飛な行動はできないよねえ・・ジレンマ。だから、私は背景です!って顔して全力で拍手してた。そうだ、感想を送ろう。

 

とまあ、とにかく完全に虜になって帰路についた「Endless SHOCK」初観劇だった!

あー、もっともっと観たい。単純だけど、光一さんがもっともっと好きになった。長くことを続けるには、いろんな場面に直面することもあるだろうけど、それでも、光一さんには「Show must go on」してもらいたいし、彼が己の信じる道を走り続けることを願っている。