気休めの音楽を流す

ふたりに夢を見つついまさらどんどん沼に沈む

正反対のふたり

キンキが自分たちのことを正反対なんですよ~って言うのに、そんなに正反対なようには見えないケドな~ってハマり始めの頃は思ってたけど、最近は確かにカブらないようにまるでシンメの振りのようにいい具合に反対なんだなと感じてる。

まず、愛されるより愛したい派の光一さんと愛するより愛されたい派の剛さん。その理由が、光一さんは自分から愛することで愛を返してもらうためで、剛さんは愛されてないと例えばテレビを観てるときに話しかけても話を聞いてもらえないから、みたいなことを言ってて、本当にお互いのスタンスに重なる部分がないんだなあって感心した。かぶらないってことはイコール干渉しあわず、不協和が少ない、つまり協和する、お互いの音を十分に響かせられるってことだ。

体力や器用さで全体的に平均点が高く、(拓郎さん曰く)あまり練習してなくてもハッタリでできてしまう、安定したパフォーマンスの「戦う王子様」な光一さんに対して、比較的体が弱くて器用じゃないけど、(拓郎さん曰く)コツコツ努力型で、持ち前のセンスを常に変化の中で発信する「癒し」の剛さん。あと、子どもの頃は家族で車でよく出かけたっていう、タクシーの運転手になりたかった車好き光一さんはどちらかというとファザコンで、おかんの小芝居だったり、女性寄りな恋愛観を持ってる剛さんはどちらかというとマザコン。それが夫婦発言に繋がってくるかは分からないけど、本当に、見事だな…と思う。正反対だからこそ、まるで歯車のように噛み合う(by光一さん)って、初めて聞いたときは、この発言を視聴者にどういう風に捉えてほしいんだろう…と思ったけど、本人たちがこの正反対の奇跡を一番分かってるんだなと、今は理解できる。この奇跡を特に光一さんは伝えたがりなので外部に伝えたいと思っての驚いてしまうような発言もあったり、剛さんは照れ屋なのでうまくカモフラージュしながら発信してるような気がします。

福山雅治のRedxBlueを貼って寝る。