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気休めの音楽を流す

ふたりに夢を見つついまさらどんどん沼に沈む

銀色暗号の世界

コンDVDを観た時に感じたのは、キンキは祀り上げられてる雰囲気があるなあってことだった。全然悪い意味じゃなくて、祀っている&見上げてる。同じ目線に立ってるんじゃなくて、一緒に盛り上がってるんじゃなくて、距離と段差がある感じ。アイドル的なエンタメしてる姿が観られるっていう角度じゃなくて、エンタメを提供してくれてるっていう角度。彼らのスタンスがそういう上からの角度なのは、大勢のお客さんよりも組んでる相方を優先して、キンキというユニットの世界を大切にしてきた結果なんだろうなと思う。剛さんはこのドラマチックに築き上げてきたキンキの世界観を特に大事にしている印象。表現の枠組みでこういう風に魅せたいっていう確固としたものがあって、そのセンスで世界観をしっかりと作って、それで支配できる。光一さんはそれよりは少しアイドル的ではあるんだけど、全体を含んだ企画・構成がよく練られていて緻密で、完成度に圧倒される感じ。どちらもそこまでやってのけてしまうところは、あんまりアイドルっぽくなくて、ファンは支配されたり圧倒されたりしながら、静かに少し遠くから賞賛の拍手を送る。キンキという世界には絶対的に詰め寄っちゃいけないし、詰め寄ってほしくないという拒絶の空気がある。壊れるから…。って例の歌詞で片付けるのもどうかと思うけど、でも、ほんとそれだよなあ。